ウェブで文章を書こう!
ゲーム

ANNO1800のほんわかクエスト:繊維アパレル編

この記事は約5分で読めます。

ANNO1800のほんわかクエスト:繊維アパレル編

ANNO1800のクエスト類はストーリーが楽しいです。ゲーム内に登場する人物や、ゲーム内で必要とされる素材や品物などが活き活きと結びついて、ほんわかしたエピソードを作っています。

以下では、それらのほんわかクエストのなかから、私の専門分野である繊維・アパレルやミシンに関するものをまとめて紹介しています。

繊維:アルパカになった王様

このクエストはあちらに紹介していますが、こちらに再掲。

クエストの概要

クエストの概要は次のとおり。

ANNO1800のクエスト「アルパカになった王様」

つまり、街中に逃げたアルパカを3匹探す課題です。街中はこんな状態。

ANNO1800のボランティア・クエスト「アルパカになった王様」の1コマ。

街中にウロチョロしているアルパカは4匹以上いますが、とりあえずクエストとしては3匹をクリックすれば終了。

このクエストの話は次のとおり。

囲いから逃げ出したアルパカが町中を走りまわっている! 誰かがケガをする前に、この日雇い労働者がアルパカを集めるのを手伝おう。

そして、日雇労働者は次のように私に訴えかけます。

ご主人、アルパカが逃げちまった! くそっ、なんでこんなことになったんだ!? アルパカの群れを元通りにまとめるのを手伝ってくれ、頼むよ!

画像を見てもわかるとおり、のどかな光景です。

アルパカとは?

アルパカとはラーマという動物の一種です。ラクダ科に属し、南米のペルーやアンデス山岳地帯に生育してきました。概観が山羊に似ているため、山羊の一種とされる場合もあります。

また、そのアルパカから作った毛織物もアルパカといいます。ANNO1800ではアルパカ農場が出てきて、ポンチョの材料としてポンチョ修繕所に運ばれています。

アルパカ織物は光沢ある薄地織物です。この生産には、経糸に綿糸、緯糸にアルパカの毛糸を使います。織法は平織か綾織で、布面に緯糸の毛が露出している点に特徴。

20世紀になってからアルパカの生産は減ったようです。

繊維:流行のラシャ

クエストの概要

アルパカに関わる別のクエストがあります。「流行のラシャ」と題したクエです。新世界で作られているアルパカ製のポンチョを旧世界に少し持ってくるよう依頼されます。持ってくると行ってもルート設定すると持ってこれます(調達時間は数分以上かかりますが)。

クエストブックでの説明は次のとおり。

ある職人が良質なウールのポンチョを提供して欲しいと頼んでいる。

その職人自身の言葉に耳を傾けてみましょう。

仲間が皆、柔らかい天然素材の服を着ていたら素晴らしいと思います! あんなに時代を選ばない質素な服なら、輸入するのも簡単ですよね!

簡単に輸入できるはずと、軽くプレッシャーかけてきます。取引ルート設定からチャータールートで設定することをオススメします。貿易ルートの設定はこちらに分かりやすくまとめておきました。

アルパカとラシャの関係

アルパカ毛から毛織物(アルパカ)が作られ、その織物からポンチョという服が作られます。でも、クエスト・タイトルは「ラシャ」となっています。これらの関係はいったいどうなのでしょうか。

ラシャ(羅紗)とは厚地の紡毛織物の総称のことです。ですから、アルパカ織物が厚地で、素材の一部が綿糸という点で、ラシャという毛織物に属します。

私の持っている民族衣装の子供向け図鑑によりますと、

インカ帝国は1532年にスペインにより征服されましたが、その後500年近くたった現在でも、中央アンデス高地の農村地帯では、腰機とよばれるインカ時代以前から続く伝統的な道具で、アルパカの毛を使ったポンチョ、マンタ(肩掛けなどの多用途布)、袋や帯などが織られています。(高橋晴子監修・MCDプロジェクト編集・国立民族学博物館協力『国際理解に役立つ民族衣装絵事典』2006年、PHP、51頁)

アパレル:労働者ファッション

ANNO1800のクエスト「労働者ファッション」

労働者がデイリー・クエストとして要請してくるものです。労働者住居のエリアに星マークがあれば、このクエストの可能性大。

クエストの概要

このクエストの種類はボランティア・クエスト。クエストブックに書かれた詳細は次のとおりです。

労働者たちは毎日労働服を修繕する必要がある。日々の生活が楽になるように、彼らはあなたにミシンをお願いしている。

目標はミシンを10トン分、住民に提供することです。

労働者自身の言葉を聴いてみましょう。

来る日も来る日も、俺たちの作業着が機械に詰まっちまう。毎晩、破れたところを縫い直してるんだ! 高性能なミシンが何台かあれば助かるんだが…

手縫いとミシン縫い

職人階級と技師階級ではミシンは「ファッションの屋台骨」と形容され、「需要」の品物に指定されています。そのため、恒常的な供給を求められます。

他方で、労働者階級ではミシンは関与していません。一時的にすらミシンを供給する必要がありません。それをふまえると、このクエストで労働者が話しているような、自分の作業服を毎晩縫い直して修理しているのは、手縫いによるものだとわかります。

ミシンは産業革命期最後の1850年にアメリカで登場した財です。労働者階級が住居で自分用にミシンを使うには、あまりにも同時代過ぎて手が届かない高価なものだったに違いありません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました