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日本語教師養成講座

外国人留学生の日本語能力の高さ:日本語教師養成講座から

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外国人留学生の日本語能力の高さ

先日、日本語教師養成講座で外国人留学生の日本語能力の高さを先生や受講生方々から教えてもらいました。

私は、てっきり、日本語学校では訪日した外国人で就労や就学される方々に「あいうえお」から教えなければならないと思っていたので、驚きました。

先生や受講生の方から教えていただいたのは、

  • コンビニのバイトでは日本語能力試験(JLPT)2級以上が通例(いわゆるN2以上)
  • 日本の日本語学校へ入学する時点でN5を取得していること

どうりで、コンビニで外国人スタッフの日本語がペラペラだったり、大学で留学生を教えていて、日本語でよく話が通じたりするわけです。そういや、大学教師間の間では《日本人学生よりも日本語が通じるので楽》という冗談も出るくらいです。

これはもう、大学での留学生教育よりも、日本語学校での日本語教育の方がはるかに大切な位置にあるかを痛感してしまいます。

というのも、日本の日本語学校を卒業後してから日本の高等教育(大学や専門学校など)へ進学する場合にはN2以上を取得している必要があるからです。

上述のような規約は、出入国在留管理庁のホームページに次のように書かれています。

まず、日本の日本語教育機関への入学については、

本邦における勉学の意思及び能力を測る指標の一つとして,日本語教育機関へ入学する者に対しては公益財団法人日本国際教育支援協会及び国際交流基金が実施する日本語能力試験(JLPT)N5相当以上の日本語能力を有することを試験又は日本語履修歴により確認しています。(出典:http://www.moj.go.jp/isa/publications/materials/nyuukokukanri07_00159.html)

そして、日本の高等教育(大学や専門学校など)への入学については、

日本語教育機関修了後,高等教育機関(大学,専門学校)へ進学する場合には,日本語で行われる授業を理解するため,N2以上の日本語能力が求められます。(出典:http://www.moj.go.jp/isa/publications/materials/nyuukokukanri07_00159.html)

なお、日本語能力試験の結果の代わりに日本留学試験の結果が適用される場合をはじめ、例外も多そうですが、おおむね、上述のような留学条件や進学条件が必要と分かりました。

日本語教師の心がけ

以上、訪日外国人の留学には出入国在留管理庁が関与しています。法務省が管轄しています。

これに対して、私が目指している日本語教師は文化庁が関与していて文科省が管轄しています。

となりますと、法務省管轄の外国人留学生への規制や監視は厳しく、また留学生の学力水準も高度差を要求されるのに対し、日本語教師となる(おもに)日本人自身が文科省という温い組織のもとで守られた存在だという点を認識する必要があります。

とてもじゃありませんが、「日本語お上手ね」とか「大変よくできました」とか、日本の小学生を褒めるような、人を小馬鹿にした褒め方で外国人留学生を評価する《上から目線》だけは、避けていきたいと痛感しました。日本語教師の待遇が良くないという点を思い起こしても、それでも留学生たちのおかれた状況よりは、はるかに温い状態だという点を肝に銘じたいと思います。

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