このページでは私がよく行くカフェにあるメニューのみを選んで簡単にコーヒーの種類と特徴を挙げておきました。「通販で自宅をカフェに:スイーツと飲み物を取り寄せよう」に述べたような、コーヒー取り寄せ時の参考にして頂ければ幸いです。
ふだんから私は「カフェ・レポートの書き方:写真の撮影と文章の執筆」や「カフェとレストラン:近畿圏の学生にお勧めの店」のように、学生たちにカフェに行って色んな会話をして下さいとお勧めしています。また、実際にちょくちょく妻や学生たちとカフェに行きます。
「珈琲事典―この1冊ですべてがわかる―」
その割にまだコーヒーのことをよく分かっていないので、きちんと調べようと思っていたところです。先日出かけたときに天神橋筋商店街の古書店(天牛書店 天神橋店)で「珈琲事典」を買いました(2019年2月22日)。
アマゾンで調べると、カフェ・ブームに比例してコーヒー事典には類似書が多いですね。私が買ったのは「新星出版社編集部編『珈琲事典―この1冊ですべてがわかる―』新星出版社、2006年」という本です。

この本の目次は次のとおり。
- コーヒーの起源
- コーヒーの成り立ち
- コーヒーのいれ方
- コーヒー+αの楽しみ
- カフェと世界の文化
- コーヒーオーソリティ
- コーヒーと健康
- コーヒー銘柄豆案内(世界の産地別)…南米、カリブ海中米、アフリカ中東、アジア太平洋

コーヒーの種類
コーヒーの種類は多いので、私のよく行くカフェに置いてあるコーヒーか、類似名のコーヒーだけを上掲の本からピックアップして要約します。
ブラジル
世界第1位の輸出を誇ります。サントスNo.2が最高峰といわれます。モンデアズールNo.2のようにアラビカ種の原種の一つブルボン種を使ったものが汎用的ですが、病害虫に弱く生産量は少ないです。モンテアズールは適度に苦味と酸味が調和し、ブラジルのブルーマウンテンといわれます。
コロンビア
世界第2位の輸出を誇ります。コロンビアのコーヒーは甘い香りと上品な酸味があります。上質の豆はケニア産やタンザニア産とともにコロンビア・マイルドと称されます。ブラジルの豆と一緒にブレンドすると香りが際立ちます。
キューバ
クリスタルマウンテンやシエラ・マエストロが最上質です。次いで、エクストラ・ツルキーノ・ラバド、ツルキーノ・ラバド、アルツーラ・ラバドなどが並びます。ツルキーノはトゥルキーノ、アルツーラはアルトゥーラとも。
インドネシア
主にジャワ島、スマトラ島、カリマンタン島、スラウェシ島などで栽培されます。約9割がロブスタ種で高級なアラビカ種は1割ほど。ブルーマウンテンが登場するまでの世界1位はマンデリンといわれたほどで、独特の格調高い重い香り、強い苦み、ほのかな甘み、豊かなコクを兼ねもっています。
エチオピア
ハラー高原のモカ・ハラー、シダモ地方のモカシダモやカファ地方のモカジンマなどが有名です。モカ・ハラーは特有の甘いスパイシーなモカ香と豊かなコクを備えています。ストレートで酸味を味わうのがお勧め。
グアテマラ
ストリクトリー・ハードビーン(SHB)は1350m以上の高地に栽培される豆で、これがグアテマラ産の最高級品とされます。芳香と味がどちらも豊かです。他にハードビーン、セミハードビーン、エクストラ・プライムウォッシュド、プライムウォッシュドなど7等級あります。
タンザニア
代表的な豆はキリマンジャロ。強い香りとフルーティーな酸味と濃厚なコクがあります。エスプレッソやアイスコーヒーとしても合います。
グアドゥアコーヒー:Guadua Coffee
大阪市住吉区我孫子にある自家焙煎カフェです。コーヒーのメニューは次のとおり(2019年2月24日現在)。私がよく飲むストレート・コーヒーのみ挙げておきます。
- キューバ – ツルキーノ。アーモンドのような香りと味わい。キューバ。
- ブラジル – イエローブルボンP.N.。ナッツのような香ばしさと後味にきれいな酸味感。ボンジャルデイン農園。
- エチオピア – モカイルガチェフェ。ベリー系の香りと余韻。イエメン「モカ港」から出荷。
- グアテマラ – ブルーレイク。甘い香りとコク。アティトラン湖周辺。
- タンザニア – キリマンジャロ。柑橘系の酸味。キリマ=山、ンジャロ=白さ。
- コロンビア – ポパヤン。苦味はあるけどマイルド。コロンビア南部ポパヤン村。
- インドネシア – マンデリン。独特な香りとコク。スマトラ島。
私のお勧めするカフェはこちら。
自宅カフェをする時に必要な豆で売れ行きの良いのをまとめたのがこちら。

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