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雲南

昆明市内散策:文化巷から翠湖へ

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文化巷はここから始まる

2013年以来久しぶりに、2017年に妻と文化巷へ行きました。妻の生まれ育った地域なので、妻はニコニコです。

まずは欧米系の人たちの賑わうサルバドールカフェへ。私たちにとって文化巷はここから始まります。

萨尔瓦多咖啡馆、文林街文化巷76号、昆明市云南省、650031(0871-65363525)

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ここでアメリカ人と遭遇した話は別の日記に書きました。文化巷と言う通りのカルチャーショックを受けた私たちは翠湖を目指して店を出ました。

途中で別のカフェやレンガ通りを楽しみました。その辺りを振り返りながら、文化巷の楽しみ方をご案内します。

文化巷とは

文化巷は雲南省昆明市五華区に位置する小さな通りです。文化的な歴史の蓄積された文林街と交差しています。

文化巷では、沈从文、冰心、李公朴の世代の作家たちが、この通りの小さな茶室に座ってよく談笑していました。そのため、苍麻巷という街路名は文化巷となりました。英語表記は「Culture Lane」。妻が幼い頃にこの通りの近くに暮らした誇りは、妻の父が大学教員だったことも関係しているでしょう。

実際、龍翔街や文林街も含めこの一帯のカフェやレストランには、抗日戦争時や戦後の困難な時期に学生や先生たちがたくさん集まりました。

学生たちは教室のライトよりも明るいカフェやレストランでお茶を飲んだり、本を読んだり、宿題に取り組んだり、話し合ったりしました。先生たちの部屋は小さくてシンプルで、学生や友達を招待するスペースがなく、給料も少なかったため、数人の家族を養うので精一杯。そんなときに、このエリア一帯のカフェやレストランが活躍しました。

こんな雰囲気をもつ文化巷で、私たちはおしゃれなカフェ「El  Amor  Cafe」に寄りました。

中国云南省昆明市五华区文化巷46号

店内には、女子大生と思われる女の子たちが雑談をしたり、20代らしき女性がノートパソコンで作業をしたりしていて、とても活気の溢れる賑やかなカフェです。

私達は隅の方で外の景色を見たり、カメラの撮影を楽しんだりしました。

店内にはお洒落な写真がいっぱい飾ってあり、トランペットなどの楽器類も置いてあるので、かなりかっこいい雰囲気です。

このカフェは、西南連合大学という戦前に存在した大学の跡地の一角で、雲南師範大学に近所に位置しています。

最近の文化巷は人気スポット

もともと文化巷はキャンパス街なので教員や学生が多いです。独特のキャンパス文化の騒音は、何度も人々の注目を集め、さまざまな形でメディアに公表されてきました。しかし、文化巷は古城昆明にある古風で静かな路地の一つに過ぎませんでした。

最近になって文化巷はとくに知名度を上げ、昆明て人気スポットの一つになったいます。人気の理由は3つあります。

 先生や生徒が多い

明清時代には科挙の試験会場になっていたこともあり、文化巷はキャンパス街の歴史が長いです。いろんな小学校や大学に隣接しています。 とくに大きな教育機関は雲南大学、雲南師範大学(元国立西南联合大学)、科学技術大学で、文化巷が中心となって三角形を形成しています。

少し離れると云南広播電視大学や開放大学もあり、各小学校も有名です。雲南師範大学付属の小学校は雲南と名づけられ、他に連華、龍翔、西安鳳などの小学校もあります。これらの教育機関は一流の学校であり、優秀な人々が集まっています。

当然ながら、学校には生徒と教師がいます。午前中、生徒たちは文化巷の半分を占めます。いろんな種類のランドセルを背負い、赤いスカーフを首に巻いた生徒たちが、学校へ送迎する親や祖父母たちと一緒に、文化巷を賑わせます。街には子供たちの笑い声が満ち溢れ、足音が跳ね上がり、この街は目覚めるのです。

教師街や学生街のため、文化巷には書店がいくつかあります。

漫林書苑、中国云南省昆明市五华区一二一大街

この漫林書苑には、民俗学や中国史の本が多いです。また現代アートの図鑑や写真集なども置いています。文化巷では、まずこの書店に立ち寄りたいところです。

ついで翠湖の方へしばらく行くと麦田書店があります。麦田書店は哲学や思想などの本が多く、一部にアート関係の書籍も置いています。こちらも少し立ち寄りたいですね。

麦田書店、中国云南省昆明市五华区文林街

小さなレストランと衣料品ショップが多い

2番目に多いのは、カフェ・レストランや衣料品店などの小さな店です。全長2キロを超える文化巷に店が並んでいます。これらの店を過小評価しないべきです。

レストランには韓国料理、日本料理、大理料理、雲南料理、貴州料理などがあります。衣料品店は、大学生や中学生の心理を理解して、最新ファッションやアバンギャルドファッションなどをテーマにした衣料品を販売しています。カジュアルウェア、Tシャツ、ジーンズ、大学生に人気の古着やパンツなどが展示されています。

夕食時、小さなレストランは大学生で一杯になります。いろんな色の軒下でテーブルを囲んで男子学生や女子学生が夕食でお喋りしたり、笑ったりしています。

精算にはAAシステム(代数平均制度)が導入されていて、学生の誕生日を祝ったり、辛い一日を過ごした後の自分を慰めたりできます。確かに各レストランの料理は有名ではありませんが、新鮮で美味しく、泡だらけの金色のビールが喉を潤すこともあります。

学生たちは本当に文化的な人々です。大学生の食事の雰囲気は暖かいですが、彼らはすべて文化的に洗練されていて、アルコール依存症はいません。

交通渋滞が招く安全と喧騒

3番目の人気ポイントは歩行者や自動車の数です。文化巷の車線は両側を通過できるため、歩行者と車の両方がこの車線をそのまま通過するか、文林街への近道を進むか、雲南大学や雲南師範大学などの歩道を進むのが好まれています。

とにかく、文化巷は混雑した路地です。学生たちのいない時間も残りの時間も、いろんな人や車が増えるわけです。

この写真はたまたま空いているときに写したものですが、普段、文化巷では2台の車を並べて走らせることができません。つまり、反対側の車が道を譲ることができないので、交通が遮断されることが頻繁です。1950・60年代に文化巷は既に「空の谷の足音」の静けさを失なっていました。住民の方々は、移動の難しさをよく嘆きます。

文化巷の歩行者には外国人もいます。だいたい彼らは学校教師です。白人や黒人などの肌を問わず外国人教師も文化巷を賑わせてきました。

文化巷には交通渋滞が頻繁に発生し、渋滞量は昆明の活気ある他のエリアに劣りません。赤、緑、青、白、黒のさまざまな色の自家用車が溢れかえり、運転手は無力です。

そのうえ、柔軟で斬新な電気自転車や自転車もあります。文化巷は広い路地ではありません。歩行者は店に立って機会を待つしかありません。

文化巷から翠湖へ

私は文化巷が好きです。人間の交通渋滞と移動手段の交通渋滞がエキゾチックな雰囲気やメトロポリタンな雰囲気を作り出しているからです。

文化巷や文林街から翠湖に抜ける路地には煉瓦に覆われた狭い道があります。静かなのでゆっくり歩くにはちょうど良い場所です。

この静かなレンガ通りを写真で歩いてみましょう。まずは、昆明云南師範大学教工宿舍。大学の寮です。

昆明云南師範大学教工宿舍

目立ちませんが、たまにレストランやブティックが並んでいます。ポップな壁絵の所は店です。レトロな赤レンガも味があります。

次いで、先生破と呼ばれる科挙試験会場跡地あたり。古典絵画の壁画が並びます。

先生破を抜けると、いよいよ翠湖です。この道を覚えておいてください!

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