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「声の銀河系」と「読書する女」:インスタグラム「私の本棚」から

モードの世紀 : 本棚 my bookshelf 図書館

今回は声に関する素敵な本を2冊紹介します。エッセイ「声の銀河系」と小説「読書する女」です。

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声の銀河系:2月15日

山田登世子 声の銀河系 河出書房新社

山田登世子 声の銀河系 河出書房新社

これは連日紹介してきた山田登世子つながり。

声にこだわって、女性の長電話、少年の声変わり、本の音読などをテーマにしたエッセイです。

声や聴覚は視覚その他の感覚よりも、人と人とを繋げやすいという話です。副題のとおり、メディア、特に音を通じたメディア、女、エロティシズムへとテーマを展開。

ですが、声変わりの少年という話が出てきて、バリバリのストレートでハイパー・チャラ男だった私からするとそこだけ読み飛ばした記憶が(笑)。 この本にはネタ本があって、これを次回に紹介します。そっちの方が印象は深いです。

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  • 河出書房新社
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読書する女:2月16日

レイモン・ジャン 鷲見和佳子 新潮文庫

レイモン・ジャン 鷲見和佳子 新潮文庫

この小説が面白いのは一人の女性を主人公に短編がいくつも分かれているところです。

主人公の女性は本を読むという仕事をしています。つまり代読。

お客さんは、寝たきりの老人だったり、足の不自由な車椅子の少年だったり、忙しすぎてゆっくり本を読めない実業家だったりします。

一つ一つの短編でお客さんは主人公の女性に様々な反応を起こします。

昨日紹介した山田登世子の「声の銀河系」に影響を与えたように、声は現実の世界を見せてくれます。あるいは声の持つ破壊的な力をこの本は描いています。

山田のエッセイより遥かに生々しい声の世界をお楽しみください。

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