大学時代にやってほしいこと

ナショナルジオグラフィックの視聴記録

映像学科
この記事は約6分で読めます。
スポンサーリンク

このページでは学生の方々に地球や歴史への興味をもってもらうために、私の好きなナショナルジオグラフィックの視聴記録をまとめています。見出しの日付は視聴日です。

この番組は次の方法のいずれかで自宅にて視聴できます。

  • パラボラアンテナ
  • ケーブルTV
  • ブロードバンドインターネット

詳しくはこちら

書籍版の購読はこちら

距離と時間を超えて(オリジンズ:常識を変えた人類史):2019年12月15日

シリーズ「オリジンズ:常識を変えた人類史」は次のような概要です。

人類史上で重要な瞬間を目撃すべく、時間旅行に出かけよう。人類発展の鍵となった新しい発見や技術、また現代に及ぼした影響を再現ドラマと番組ホストのジェイソン・シルバがわかりやすく解明する。

火、交通機関、コミュニケーションなどあらゆるカテゴリーに注目し、如何にして人類が進化してきたを解明する。

出典 https://natgeotv.jp/tv/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/2190

今回私が見たのは第8回(最終回)の「距離と時間を超えて」。交通手段の変化から移動の意味を問います。

人類は止まることを知らない。いつの時代も時間短縮を求め、走り抜け、車や飛行機などの建造物を創造し飛び駆けている。我々が空間と時間をコントロールするべく歩んできた道のりは、人類の全てを変えた。地上と空の上を制覇すべく、なされる研究は今も続いている。少しでも早く、効率的に到着地点に辿り着くために。

出典 https://natgeotv.jp/tv/lineup/prgmepisode/index/prgm_cd/2190

交通手段や移動手段としていきなり蒸気機関車が出てくるような短絡的な展開ではなく、馬の重要性から掘り起こした番組編集が丁寧でした。

馬はローマ帝国で積極的に利用されました。蹄鉄の開発とともにローマ帝国は拡大しました。モンゴル帝国もまた馬を巧みに利用して世界史上最大面積を誇る帝国として膨張しました。

ナショナルジオグラフィックでは、その流れのもとで、鉄の車蒸気機関車を発明したことに話が移りました。その間のワンクッションとして蒸気自動車が欲しかったところですが、長距離移動の話だから仕方ありません。

といっても番組では、自転車が出てきたこともふまえているんですから、蒸気自動車、そして19世紀末の電気自動車についても取りあげてほしかったなと思います。

番外編:日本軍731部隊の謎:2019年12月11日

これは日中戦争勃発前後に展開していた中国黒龍江省ハルピン市内の731部隊とその影響をたどったものです。私は2006年にその遺跡(哈尔滨731部队罪证遗址 – Harbin 731 Museum)へ行ったことがあり、目を覆う場面が多く、今回は映像で見てさらにえげつない場面を知りました。

本番組は部隊が対米戦争でも影響を持とうとしたかどうかを類推とインタビューで突き詰めていきます。

真珠湾攻撃発生から間もない1942年2月25日、アメリカ西海岸ロサンゼルス。この日、アメリカ軍は日本軍機が襲来したとして対空砲火を行った。実際は日本軍による空襲はなかったのだが、日本軍による本土攻撃への危機感がアメリカ国民の間に広がった。第二次世界大戦中の日本軍にアメリカ本土を攻撃する力はあったのか? そのための生物兵器の開発は行われていたのか? この謎を探ると共に旧日本軍731部隊の実態に迫る。

出典 https://natgeotv.jp/tv/lineup/prgmepisode/index/prgm_cd/2141

番組には、かつて写したことがある次の場面も出てきました。

Harbin 731 Museum – 哈尔滨731部队罪证遗址@20060918

Harbin 731 Museum – 哈尔滨731部队罪证遗址@20060918

Harbin 731 Museum – 哈尔滨731部队罪证遗址@20060918

解明!始皇帝陵と兵馬俑の謎 [二]:2019年11月16日

観終わった感想ですが、従来の始皇帝陵と兵馬俑の先入観を覆すに充分な内容でした。秦始皇帝の命令によってギリシア人の彫刻家たちに兵馬俑を作らせたという説は、実証的にも高い可能性があります。また、これを根拠にすると東洋と西洋との交流史は、現状の中世説を1500年以上古くに求めることができます。

歴史ロマンをどんどんと現実の研究成果へと変えていく、アルバート・ユーミン・リンの意欲的な研究活動に脱帽。おまけに研究成果の目立ち具合に少し焼餅…。

解明!始皇帝陵と兵馬俑の謎 [二]
中国の始皇帝陵には多くの謎が残されている。兵馬俑の謎や死の真相、そして陵墓内部を最新技術や史料を用いて探検家のアルバート・リンが考古学者たちと共に解明していく。

この番組を観る前の東西交流史への思いはこちらにまとめているので併せてお読みください!

ナショナルジオグラフィックを観る・読む

ナショナルジオグラフィックは次の方法のいずれかで自宅にて視聴できます。

  • パラボラアンテナ
  • ケーブルTV
  • ブロードバンドインターネット

詳しくはこちら

書籍版の購読はこちら

ナショナルジオグラフィックの特徴

ナショナルジオグラフィックは一つの謎の解明に対して、いくつかの説を紹介したうえで明確な方法にもとづいて一つの説に絞っていく姿勢に貫かれています。ナショジオは現象解明という点に注力しています。そこには技術者や専門家たちのチームワークが見られます。

これに対して、ヒストリーチャンネルは一人の主人公が旅するにつれ、いろんな説が増えていくという特徴があります。ヒストリーチャンネルは、やはりいろんな調査や取材を踏まえても、あくまでも超常現象というところが大きな目標でになってるように思います。

視聴者がどちらにワクワクするかは見る人々によって違います。

私の場合、デジタルテレビを導入した直後はヒストリーチャンネルの方が好きでした。いろんな未知のことを知れたからです。しかし、見ていくにつれ、調査の甘さを感じるようになりました。

ナショナルジオグラフィックは、いろんな説や仮説を紹介したうえで、説を絞っていく姿勢ことが明確でともて魅力的に感じるようになりました。現代社会において説は無限にあります。

ナショジオは説得的な方法や推理で、無限説の中から納得できる説を見事に描き出していきます。ナショジオの方が歴史テーマだと思える番組も少なくありません。学生にも社会人にも強くお勧めする番組です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました