フェイスブックの排除活動に比べたツイッターの啓蒙活動の意義
このページでは、フェイスブックの排除活動や差別活動に対してツイッターの啓蒙活動や教育活動を説明し、高く評価しています。
周知のとおり、フェイスブックは差別的な投稿を無くそうというスローガンのもとで自ら差別的な行動に出ています。これに対してツイッターはシステム上で何とか利用者の利用水準を高めようと努力をしています。
フェイスブックの排除活動に比べたツイッターの啓蒙活動の意義は、SNS利用の水準を引き上げる啓蒙的姿勢と、本来のソーシャルネットワークに立ち戻ろうとする暖かい意気込みです。
フェイスブックの排除活動や差別活動
まず、フェイスブックページにURLが貼れない問題は2014年頃から頻繁に言われてきました。その後、フェイスブックはアカウントを BANしたり誘導リンクを貼れないようにするなど、排除の方向でしか考えてこれませんでした。この間、フェイスブック は地球規模で個人情報を漏洩するという悪意に満ちた行動にも出ていました。
私自身は、2020年になってから自分の複数サイトのURLがフェイスブックと貼れなくなりました。弾かれる理由として思い当たる節は、WordPress記事のパブリサイズ機能を短時間で乱用したことくらいです。フェイスブックページを作った当初は、ブログやサイトの既存記事をまとめて公開したいので、フェイスブックページ設置当初は少々スパムめいた行動になりがちです。そこをフェイスブックは問題視したのだと思います。何度問い合わせても何の返事もありません。
フェイスブックはますます規制が厳しくなっています。フェイスブックが排除するアカウントは、連動的にメッセンジャーやインスタグラムにも適用されますので、私の場合、たとえばメッセンジャーで自分のサイト記事を知人に教えることも、インスタグラムのプロフィール欄に自分のサイトURLを貼ることもできなくなりました。
URLが貼れないとモチベーションが保ちません。打開策として、サイト記事のパブリサイズ先の一つであるツイッターへインスタグラムのプロフィールからリンクする方法を取っています。ツイッターからですと、いつか弾かれるかも知れませんが。
まぁ、かつてのMixiがサービスてんこ盛りにして自縄自縛したのと同じ道をフェイスブックもたどるのだろうと、最近は諦めモード。フェイスブックページはすべて閉じて、本人アカウントで高校の同級生たちと近況報告をし合う程度にしています。

ツイッターの啓蒙活動や教育活動

Clker-Free-Vector-ImagesによるPixabayからの画像
フェイスブックに比べて、ツイッターは最近の運営方針が積極的になっています。SNS利用の水準を引き上げる啓蒙的姿勢と、本来のソーシャルネットワークに立ち戻ろうとする暖かい意気込みを感じます。
私が本日に気づいたツイッターの改善点をご紹介します。引用リツイートしようとしたら《元の文章読んてからにしろよ》と推薦してくるんです。パソコンでは分からないのですが、スマートフォンからは確認できます。
次の画像をみてください。

引用リツイートを安易にする前に「まず記事を読んでみませんか?」
引用リツイートをしようとすると
まず記事を読んでみませんか?
というメッセージが出てきます。ここをクリックすると次の画像。

「見出しだけでは全体像が見えないことがあります」。
見出しだけでは全体像が見えないことがあります
というメッセージ。続いて
リツイートする前にTwitterで記事を読むことをおすすめします。
と指導してくれます。「Twitterで記事を読む」というのは、ツイッターの画面上で他のサイトやブログの記事を読めるし読んでねということです。ツイッターが一時的にサイトやブログのブラウザとして機能してくれるわけです。SNSでよくある表示機能です。
さて、SNS上の問題をツイッターはシステム向上の面から解決しようとしています。そこをもう少し詳しく見てみます。「詳細はこちら」という文字列をタップします。するとツイッターの「ヘルプセンター」の1メニュー「ツイッターをより安心して楽しむには」のうち「リツイートする方法」に飛びます。
ここには「リツイートする方法」なども書かれていますが、今回注目したいのは「ツイートする前にお読みください」というコーナーです。ここには次のように書かれています。
快適かつ安全にTwitter上の会話を楽しむには、まずその話題についてよく知ることから始める必要があります。Twitter上で最近開いていない記事のリツイートや引用ツイートをタップすると、リツイートや引用ツイートをする前に記事を読むかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。Twitterは、内容を十分に把握し、誤解を招くような情報を意図せず拡散することを少なくするためにこのようなメッセージが助けになると考えています。このメッセージから記事をiOSやAndroidのTwitterアプリ上で直接開いて読むことができます。記事を開かなくてもリツートや引用ツイートは可能です。https://help.twitter.com/ja/using-twitter/how-to-retweet
140字程度の文章だけでネガポジ判断をしない点をツイッターは「記事を読む」ことで打開しようとしています。典拠元のサイト記事やブログ投稿も読んで、もう少しトータルに理解しようねということです。
ここに私は、フェイスブックの排除活動とは全く異なるツイッターの啓蒙活動の姿勢に感動しました。SNS利用の水準を引き上げる啓蒙的姿勢と、本来のソーシャルネットワークに立ち戻ろうとする暖かい意気込みを感じました。


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