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3分の1ルールを使って孤独を写す︰「Developing Your Eye」第6回

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WordPress「Developing Your Eye」第6回の課題は、3分の1ルール(三分割法)を利用して、9等分のフレームに孤独(Solitude)を写すことです。被写体の配置に注意します。リソースページはこちらです。

デイリーメールの写真例

デイリーメールに添付された写真では、ハワイのオアフにあるラニカイビーチの砂浜に一人の女の子が座っています。3分の1ルールにもとづいて、水平線が上の3分の1のグリッドラインに重ねられています。女子は画面の右下にいて、下3分の1と右3分の1の交点あたりに配置されています。影と大きな空間が彼女の左前方に広がります。

3分の1ルールは写真のバランスを良くする方法です。このルールに基づいて私が写したマトリョシカの写真が次です。

写真の1/3ルールに基づいてマトリョシカを配置してみました。少しシュールな光景です。

厳密には、マトリョシカは、垂直グリッドライン右側から少し右方へずれています。もう少し左側にマトリョシカがくるように写せば、さらに安定すると思います。

なお、今回の課題は孤独を写すというものですから、家にある他のマトリョシカはお留守番です。といっても、以下に紹介する私の写真は全て、孤独とは無縁なものになってしまいました…(^_^;)

3分の1ルール(三分割法)とは

3分の1ルールは英語で「The Rule of Thirds」。三分割法ともいわれます。カメラをグリッドライン・モードにし、縦3マス・横3マスに区分された画面をもとに、被写体をグリッドラインに合わせます。

被写体や主題をド真ん中に置いた写真は意外に映えず、見る者を疲れさせます。中心の被写体が、見る者に理解や注意を強要するからです。

そこで、グリッドラインの構図を意識します。グリッドラインの交点や線上の被写体にはメリハリが出ます。 三分割法を使うと、左右バランスや上下バランスの良い写真を撮りやすくなります。そして、ド真ん中に被写体や主題がないので、静的な見やすい写真になります。

3分の1ルール(三分割法)を意識した私の写真

人間は写真を左側から真ん中に向けてみるという癖があります。あるいはど真ん中から左側にかけて見ていく人もいるかもしれません。この癖どおりに左側へ主題を配置する方法があります。しかし、私は天邪鬼なので、最近は右側に配置する方法を意識しはじめました。

マトリョシカを写す

下に紹介するのは、マトリョシカ親子の写真です。1枚目は垂直グリッドラインと水平グリッドラインの交点のうち左上側に母のマトリョーシカの鼻がきます。2枚目も母の鼻に焦点を当てて、両グリッドライン交点の右上側にくるように撮影。

マトリョシカ親子。子供二人は妻作。

写真を左から見る癖や中心から左へ見ていく癖は、写真を写す癖にもなっています。撮影時に主題や被写体を左側へ配置しようとする動きがとても野心的になり、自分自身に疲れます。そこで、あえて主題を右側に配置すると気楽に撮影できます。

マトリョシカ親子。子供二人は妻作。

この記事の一番上の写真のように、先日、近所の散歩にマトリョシカのお母さんだけを連れて行きました。しまったことに、中身を分解することを忘れました…。

WordPressの同じシリーズの講座では、後日にスケール(縮尺)の課題が出てきます。それを意識してマトリョシカの母親を分解して、同じ柄でスケールの違うマトリョシカを並べるべきでした。

ともかく、娘二人は家で留守番でした。これら2枚の写真を撮影するたき、3人の親子は再び集合しました。

橋を写す

下に紹介する2枚の写真は、淀川河川公園を散歩した時に写したものです。河川公園なので長いのですが、撮影場所は長柄地区。

この地区には国土交通省の河川関係施設が設置されています。旧毛馬洗堰、毛馬第一閘門、淀川改修紀功碑などのレトロ設備やアンティーク史跡に落葉が対照的に目立ちます。

淀川河川公園 長柄地区にて、2020年11月19日に撮影。

この写真は、真ん中から少し右上にマトリョシカを置いてみました。その点で3分の1ルールを踏まえたつもりですが、かなりズレています。

次の写真は、橋の床が3分の1にくるように、てきるだけ水平に写しました。

淀川河川公園 長柄地区にて、2020年11月19日に撮影。

建造物である橋だけ見た場合、2枚目の写真の方が安定しています。また、2枚目の方がアーチのカーブを多く含んでいるのも、安定の要因です。

さらに、次の写真は同じ橋を少し遠くから見たものです。

淀川河川公園 長柄地区にて、2020年11月19日に撮影。

この写真では、橋の手すりの一番上の線が水平3分の1にくるようにしました。2枚目の写真と3枚目の写真では、橋の手すりの下、つまり橋の床が3分の1になってるのに対し、この写真は橋の手すりの一番上が3分の1にきています。

この2枚目と3枚目の写真の違いから、水平線とグリッド線との関係を考えてみると面白いと思います。

紅葉の蔦ラインを写す

次の2枚の写真も同じ散歩中に写したものです。紅葉の蔦が赤レンガに這って広がり、かなり綺麗な場面です。

これらの写真を見比べてください。1枚目は、紅葉の蔦ラインが水平グリッドラインの下側よりも下方にあります。2枚目は、水平グリッドラインの下側にちょうど重なります。

旧毛馬洗堰にて、2020年11月19日に撮影。

旧毛馬洗堰にて、2020年11月19日に撮影。

まとめ︰3分の1ルールの適用法

結局、3分の1ルールは人の好き嫌いによって、正当なルールであったり間違ったルールになるかもしれません。今回、私は3分の1ルールを意識して撮影したので、このルールに従うという前提で写しました。それで思ったのは、3分の1ルールに従ったほうが寂しくはないということです。

橋のような大きめの建造物を前景にする場合は3分の1ルールを橋のどこかの線上に適用するとバランスが良いです。橋を後継にして何か別のアイテムや人物などを全件にする場合は橋の何らかの線と、主題の被写体とにそれぞれ3分の1ルールを適用するのが良いでしょう。

また紅葉の蔦ラインなど、可愛い写真を写す場合も3分の1ルールは大事です。このルールに従えば、被写体の可愛さはさらに高まると思います。

最後の写真を紹介します。これは台所テーブルの上にマトリョシカ親子を並べたものです。4枚の板の間に3本の継ぎ目が見えます。これら継ぎ目のうち手前の2本が水平グリッド ラインにぴったり合うように写しました。

マトリョシカ親子。二人の子供は妻作。

もちろん、3分の1ルールを意識しすぎて疲れることもありそうです。そんなときは被写体をド真ん中にはいちさせたり、少し左や右に寄せたりして、感覚披露から逃げましょう\(^o^)/

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