昆明に関する記事をまとめています。
昆明は雲南省の省都です。私は妻と結婚するまで昆明についてほとんど知りませんでした。妻から色々と教えてもらうにつれ、昆明には自然や文化や歴史が凝縮されている印象をもちました。
雲南省全体にもいえることですが、とりわけ昆明はバランスがとても良い街です。2020年7月に中国経済生活大調査の結果が発表され「暮らしやすい中国の都市トップテン」が発表されました。妻の故郷である昆明市は、上海、長沙、長春、北京、青島に続いて堂々の6位にランクインしました。
現在の昆明市は、過去の東京23区にも増して都市化が進んでいます。他方でオールドタウン、つまり古い街並みもいくつか残されています。
2013年2月に妻の両親に挨拶に行った時、私と妻は昆明市内をぶらぶら回りました。結婚して4ヶ月が過ぎたころで、初の昆明です。昆明市とは日本の神奈川県藤沢市が姉妹友好都市を結んでいます。ゆかりは、中華人民共和国の国家「義勇軍進行曲」を作曲した聶耳氏が藤沢市で亡くなったことです。享年23歳…。この音楽家の像(石像か?)が昆明市翠湖に建っています。

昆明出身の作曲家ニエアル氏の記念碑(人民音楽家聶耳@雲南省昆明市翠湖)
2013年2月に初めて昆明へ行ったとき、翠湖、文化巷、動物園、花市場と歩行者天国、雲南民族村・雲南民族博物館。石林などを訪ねました。
さて、2017年に再び昆明へ行ったとき、私たちは再び翠湖と近くの文化巷に行きました。なぜかこの2箇所(翠湖と文化巷)が私達には落ち着いてしっくりきます。私と妻は昆明に行くたびに文化巷と翠湖に立ち寄ります。
親戚たちが多いなかで二人でゆっくり過ごした場所がこの2か所だからかもしれません。親戚たちは陽気で楽しいですが、なんせか人数が多すぎて、対応力の貧しい私はヘトヘト。また、妻は文化巷にある小学校と中学校に通っていたので、妻のテンションが上がるからかもしれません。